2023年度に輝いていた学連所属選手


2023年度に活躍が目立った学連所属選手を特集します。


須田大輔(すだだいすけ 早稲田大学 4回生)



2023年度に活躍した選手は誰かと聞いて、大輔さんの名前を口に出す人は数多くいるであろう。鎌倉学生選手権優勝、関東支部予選優勝、そしてジャパンカップ優勝など、彼の名前を表彰式で聞かなかった大会はほぼないと言っても過言ではないのだろうか。早稲田大学の主将だけでなくNT主将も務める彼は、常にホームゲレンデである鎌倉を盛り上げてくれる漢である。筆者も何回か練習に混ざらさせてもらったが、彼の誰も置いてかない練習は、自分の速さだけにこだわるのではなく、学連全体の底上げを心から望む野望をジンジンと感じるものであった。これからの学連を最先端で引っ張ってくれるであろう須田の最後の1年に大きなエールを送りたい。


廣瀬こころ(ひろせこころ 玉川大学 3回生)



特に中風が得意であるが、彼女の基本的な得意風域は4-12mで、もうそれは得意風域とかじゃなくてただただウィンドサーフィンが得意な人じゃん!と思わず突っ込みたくなる回答する廣瀬。そんな彼女は2回生でインカレ入賞、3回生でNT入りを果たしたスーパーレディースである。学校でもウインドノートを書いているぐらい生粋のウインド大好きガールであるわけだが、彼女の練習量、そしてウインドに対する熱い思いを見ていると、NTになるべくしてなった選手なんだなと心から感じる。National Teamの名前通り、世界でも活躍するであろう廣瀬の更なる躍進に期待だ。


齋藤雄悟(さいとうゆうご 同志社大学 4回生)



学連で数少ない元ユース選手の齋藤。彼の的確なコース選び、そして爆吹きレースの圧倒的な速さは幼い頃からの努力の賜物であろう。関西の選手で輝いていたメンズ選手は?と学生たちに聞くと、皆口を揃えて齋藤の名前を出すぐらいカリスマ性があり、インカレ、団体戦、関西選手権などどの大会においても常に表彰台に立っている彼は、全国の後輩の憧れである。2024年度は齋藤がNTとして関西だけでなく、全国レベルで大学生ウィンドサーフィン界隈を盛り上げていって欲しい。


山下響(やましたひびき 関西学院大学 4年)



3回生でNTメンバー入り、関西選手権優勝そしてインカレ入賞、など数々の凄まじい結果を残した山下。彼女はウィンドが速いだけでなく、美人で、優しくて面白い。そんな全てを兼ね揃えている彼女は、これもまた全国の学生からの憧れの存在なのではないか。女子の目線から見て、メンズと対等に戦えるレディース選手はどんなイケメンよりもカッコいいし輝いて見える。そんな山下がレディース選手に与える希望や勇気は、全国レディースの士気を上げていること間違いなし!彼女が2024年度どんな新しい輝きを見せてくれるのか非常に楽しみである。