9/9-10 神奈川県 江ノ島沖に全国各地からベテランセーラーが集い、2020東京オリンピックが開催された海面で、熱い戦いが繰り広げられました。
結果は、総合成績は男女同ポイントで、全日本クラス男子は島根県から参戦の作野達雄選手、女子は豊岡美枝選手(ミミ)が優勝しました。
オープンクラス優勝は、さすがの堅い走りを見せた拓大OBのレジェンド根岸聡選手。
酒井雄祐選手は、大会当日下ろしたニューセイル!で参戦し、微風ながらも好調の走りで注目されました。
大会リザルトは、こちらから。
https://jw-a.org/wp-content/uploads/2023/09/2023wsferzennihon-result.pdf
今回は神戸から参戦した大熊選手に、レースの様子をレポートしていただきました。
《大熊選手からのレポート》
大会1日目
第1レースの海面は微風、左側からのブローが有効で、スタートラインから見て、上マークが左寄りにあった為、海面的には左海面が有利だと思い、下からのスタート。ライン上を流しスタート数秒前から上からかぶせられ、スタート後なかなか艇速が伸びなかったので、少し角度を落とし艇速重視で左海面を目指し、上マークを見、ブローを見てここと言う所で、ポートにタックしアプローチするには、少しオーバー目である所でスタボータック。
1上を6位で回航してその順位で下マークも回航したが、上位のメンバーが右海面に行ったところで勝負に出て、スタボにタックし左海面を目指し上位メンーバーをチェックしながら、ここぞと言うところでポートタック、2上で2人抜きそのままゴール。
第2レースは、やはり左海面、下スタートがベストと思い下からスタート。
ポートにタックして上マークにアプローチ。しかし潮に流されてマークに届かず無駄なタックをしてしまい、そのままゴール。
大会2日目
第3レースも昨日同様で、左海面、スタートラインも下有利。
第4レース、左海面有利だが、スタートラインはどちらかと言うと上有利。
4分前から上1でスタートする為に、各艇の位置等を確認してここぞと言う時にチャンスを逃し、スタートをミス。すぐにポートタックして右海面を使いワンタックで上マークにアプローチ。 この時点で4番、下マークまでに先行艇を抜き、そのままフィニッシュ。
第5レース、 アウターがやや本部船に近づき、スタートラインが短くなった。 ライン上では、ほぼ同じくらで有利不利が無かったが、左海面有利と読み、下スタートして左海面を使い上マークへアプローチ。 下マークを回航後2上回航時には、トップを走るミミちゃんの後に自分と蜂谷選手、作野選手、の3名がほぼ同時に上マークを回航し、先に下マークを作野選手が回航、自分、蜂谷選手と並び、自分は本部船に、蜂谷選手はアウターマークへパンピング合戦! 結果、蜂谷選手が先にゴール。 その後フィニッシュ。 その後、1度昼食の為に浜に上がり栄養補給して再びレース海面へ。
第6レース、最終レース! このレースで順位が決定。 スタートラインはやや上有利だが、自分は下1を狙いジャストスタート! やはり左海面。 このレースは5位でフィニッシュ。
この時点で、蜂谷選手、自分、永田選手の3名が同ポイントで、それぞれカットレースをしても同ポイントで、結果優秀ポイント順位で結果がでました。
今回の全日本は運営に携わった方々の努力で、怪我人も無く、さすが大人の大会と言う事も有り抗議等がありませんでした。
来年度の全日本も江ノ島で開催される事が決定し、地方予選も開催予定とのこと。
2027ワールドマスターズゲームに向けて、元気に楽しく頑張りましょう!